議員日誌134   普通に働く人の立候補

 国会議員、県議会議員に限らず市議会議員においても、普通に働く人の立候補は非常に難しいものです。選挙活動、議員活動と職場の両立は不可能で、勤めを辞めて議員を目指す決意は並大抵ではありません。しかし、特に市議会は市民生活に密接であるがゆえ普通に働く人からの立候補には意義があります。本日の新聞記事に、NTTドコモでは3期まで無給の休職が認められる議員休職制度があることが載っていました。現に、この制度を利用し、鈴木綾子(37歳)さんが東京都江東区議を務めています。

 筑西市の議員構成は30代が1人、40代が2人、50代が3人、60代が15人、70代が2人。普通に働く人という範疇に何人の方が入るのでしょうか。農業の方が5人、会社の社長(代表)が8人、政党役員が5人、無職4人、他1人。地域柄、農業者や中小企業の代表者が多いのは仕方がないとして――年齢構成や職業に偏りがあります。子育て最中、あるいは職業を十分積んだ30代、40代の方(男女を問わず)の立候補がやりやすい土壌は出来ないものでしょうか。

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