昨今、外国人による土地取得が増えています。かつて昭和54年までは外国人による取得は法規制がありました。何故、自由化されたのかよく分かりません。以前は、土地は持ち出せないし、日本国内にある以上は日本の法律が適用されているのでから外国人が買おうがそれほど危険視する必要はないと考えていました。私が許認可申請を任される場合、住宅取得か事業がらみですから申請人は、ごく自然に土地を所有したがります。彼らの多くは、大変まじめであり、近隣の住人とトラブルを引き起こす意志はありません。習慣の違いから、若干のマナー違反はありますが、これまで大きなトラブルはありませんでした。
しかし、状況は変化しています。特定の国、反日を声高に叫ぶ国の人による取得は不透明さがあります。また、中には不良外人もおり、彼らによる取得が確実に増えています。所有地内で恐ろしいことを目論むということは考えなくてよいと思います。それは法律が規制します。しかし、土地行政(測量、分筆登記、開発手続)では隣地の所有者の立会、同意を必須とするものが数多くあります。日本人が隣地所有者でも、死亡していたり所在が分からなかったりすると、大変困ったことになります。隣地所有者の立会・同意がないばかりに、自分の所有地を満足に利用できないことになります。外国人ではこの可能性が増大します。