活動日誌11 障がい児者通所支援事業所「きなり」

 本日は、「きなり」さんを表敬訪問し、鈴木理事長のお話を聞かせていただきました。筑西市には、未就学児の障がい者を預かる施設、就学した障がい児童のための放課後デイサービス施設、成人障がい者の生活・就業支援施設が存在します。筑西市の障がい者福祉は向上してきたのは事実です。しかしながら、重度障がい児や人工呼吸器などの医療的ケアを必要とする児童を対象とする施設はなかったそうです。それは高度なケア体制・設備が必要となるからで人的にも資金的にもハードルが高いのでしょう。

 

 鈴木理事長は、障がい者福祉の体験からその必要性を感じるようになり、行政に施設建設費の助成を求めたそうです。時間をかけたそうですが実現せず、結局自己資金と民間融資金で賄ったそうです。「生まれてきた奇跡のこどもたち、障がいのあるひともないひともかけがえのない命、私たちはその命に真剣に向き合います。」私は、その決意と高い志に敬服いたしました。


 施設のサービス料については国からの助成があるようですが、施設建設費に助成がないとは残念です。他の障がい者支援施設のように1/2程度の助成でもあればと思います。

 「きなり」の由来は、「ゆっくりあわてない」の「きなりに」からだそうです。

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