活動日誌15  雷神社の奉仕活動   3/6

  雷神社(筑西市樋口)の氏子さんたちは毎月第一日曜日に奉仕作業で境内の清掃をしているそうです。その様子を拝見させて頂きました。

  雷神社の創建は江戸時代元禄2年、現存の建屋は築後250年だそうです。拝殿、幣殿、本殿ともに市指定文化財(建造物)に指定されています(昭和51年)。筑西市の宝でもありますが、現在、宮司なき神社です。市からの補助金は年間5万円、そのため、神社の管理は氏子さん方がほとんど自費で行っているそうです。冒頭申し上げた清掃作業もその一環です。敬意に値します。

  建屋の老朽が進んでおり、氏子の皆さんは心配しています。建屋の補修には莫大な費用が掛かるそうです。これを誰がどのように負担するのか、まったく決まっていないようです。筑西市にはこの他にも歴史的価値の高い建造物や遺跡がたくさんあります。しかも劣化が進んでいます。宗教団体や神社、寺に対しては政教分離の原則から助成は難しいのですが、筑西市の資源の保守管理費として予算化してもよろしいのではないでしょうか。

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