私事ですが、ここ２カ月ほど、朝食の支度をしています。家内は膠原病で車椅子生活ですが、何とか自立しており自動車の運転もしています。ところが運悪く11月に車椅子から玄関に落ちて足を骨折してしまいました。20日ほどの入院でしたが、体力を落とし、其のせいか12月に肺炎を起こし再度2週間程入院。年末年始は自宅で療養生活。当然家事は限定的にしかできません。朝食の支度は私の役目となりました。非日常を送って日常を知る心境です。
1４日の大雪もまた非日常でした。母（86歳）と家内を乗せて、自動車で水海道の姉の家に年始の挨拶に行きました。小雪が降り始めていましたが甘く見ていました。ところが石下を通過するころには吹雪状態。国道２９４の路面に雪が積もりだし、全車のろのろ運転。何代かの車がスリップで動けない状態、はたまたワゴン車が横転事故。その後の道中を考えたら背筋が寒くなりました。なんとかＵターンしなければ、ここを脱出しなければ――アドベンチャーファミリー状態でした。
日常を是とする訳ではありません。非日常を否とすることもありません。本日、母が大雪でいけなかった姉の家に行き、一晩泊めてもらうことになりました。母は滅多に外泊しません。足が悪く長時間一人にできない状態です。母を気にかけながら、家内を気遣いながら仕事をする日常は・・・。非日常がありがたい時もあります。
